2016年4月26日火曜日

学年PTA

4/23(土)にはPTA総会、学年PTA、学級PTAが行われました。
3学年PTAには51名の参加で、会場となった会議室はイスが足りなくなるほどでした。
ご来校ありがとうごさいました。

進路講演会では河合塾の亀井氏を講師としてお招きし、「大学受験の現状と心構え」という題で1時間お話ししていただきました。
簡潔で分かりやすく、これからに向けてどんなことを知り、どんなあり方で子どもに接すればよいのか、がわかったのではないでしょうか。

以下、簡単に箇条書きで書き起こします。

  • 入学者数と入学率のグラフを見てみると、大学には入りやすくなっている
  • センター試験まではあと半年強。
  • 私立第一希望の場合でもセンター試験は受けておいたほうが有利。さまざまな大学でセンター試験の結果も使える
  • センター試験の平均点は60点。難関ではない。
  • 推薦入試に過度の期待をしない。推薦のみに全力を費やして不合格となってしまった場合、合否判定は11月頃なので、そこから一般試験の勉強をし始めたのでは間に合わない。
  • 国公立の出願の注意点:前期と後期の出願は同時。前期の合否を待ってから後期を出願するわけではない。なので前期で第一志望、後期ではすこし下げて受かりやすいところに出願するのが一般的。
  • 国公立はセンター試験受験が必須だが、高得点を取れれば2次試験でも有利(一部の難関国立大学は2次試験の配点が高いので、センターで高得点でも有利とは限らない)。
  • 私立の受験型で3教科型と2教科型があったら、2教科の方が受かりにくい。これは2教科が抜群にできる生徒が2教科型に志望してくるため。同じ学部学科でこの2タイプあったら、3教科型を勧める。(私立の場合、A方式B方式などという名称)
  • 河合塾の模試の「難易ランク」は、現役生の場合、春の受験ではD、Eばかりがでることがあるが、これは気にしなくて良い。春は浪人生も受けているから判定では不利な結果が出て当然だから。ただし、秋の終わり頃の模試のE判定は再考の余地有り。現役生は、C判定(合格可能性50%)を目指そう
  • 国公立の学部別志願状況をみると、2年前あたりから文系学部が人気となっている。特に社会・国際系学部が人気
  • 現時点での勉強は、赤本(大学別過去問集)はまだやらなくてよい。現時点では解けない問題ばかりなので、解けないわからないの負のスパイラルにはまってしまう。現時点では学校の授業を大切にすること。自分で参考書を買う場合は薄いものをやるのがおすすめ。そうして夏休みまでは基礎をしっかり固めること。センター試験の準備はその後からでもよい。
  • 子どもに対する保護者の姿勢として、ほめることや長い目で受験を前向きにとらえることが大切。受験はPDCAの初体験。受験を乗り越えるという成功体験をさせてあげたい。
  • 逆に、心配しすぎて口うるさくなってしまったり、先回りするなど干渉しすぎるとうまく行かない
  • 大学進学にかかる費用を減らす手立ては大きく3つ。奨学金、給付・スカラシップ・学費免除、教育ローン(日本政策金融公庫)である。それぞれさまざまな条件があるので調べてみてもらいたい

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